Baushu & Lomb Optical Co.ボシュロム光学社のレンズです。30年程前にアメリカに長期滞在中に入手、防湿庫に保管、最近整理中に出てきました。当時は大型4×5判カメラで撮影、アンセルアダムスの撮影地を訪れる旅でした。
ボシュロムは現在コンタクトレンズで有名ですが、古くは光学レンズメーカーです。1800年代後半にドイツ人のBaushuとLombがアメリカのニューヨーク、ロチェスターに移住し、レンズ工場を開き、1892年からはドイツのカールツァイスCarl Zeissと提携し、本格的なカメラレンズ製作をします。 Carl Zeissは1889年に財団設立ですから、この業務提携も頷けます。
ボシュロム・ツァイス・テッサーのレンズは稀に見かけますが大型カメラ用です。出品のレンズRapid Lectilinear 135mm F4は中判カメラ用と思います。大判や中判用レンズは当時も今もF5.6やF8が多く、明るくてもF4.5です。出品のレンズには「Rapid….」とあるように、明るいレンズゆえに、少しでも高速にシャッターが切れるという意味でRapidです。当時、「Rapid….」は解放F値の明るいレンズの代名詞だったように思います。
出品のレンズは1895〜1905年に製造されたものと思います。歴史的にみても希少です。
出品レンズは非常に綺麗です。ペンライトでみてもチリ、ゴミ、クモリ、カビ、カビ跡、拭き傷等は無く大切にされていたレンズだと思います。絞り羽根はスムーズに可動し、真円で美しいの一言です。
レンズシャッターはT位置設定にしていますが、1/25等は作動しないと考えて良いでしょう。シャッターや絞り可動部分はコダックのロールベアリングを使用しています。ベス単で有名なイーストマン・コダック社が同じロチェスターにあったことを考えると合理的な組み合わせのレンズだと思います。
Nikon Fマウント用ヘリコイド、Nikon中間リング等で、組み立てています。
先端のレンズ部(ロック解除)を外し、付属の大判フジノン150mm F5.6レンズも取り付けできます。両レンズとも♾️無限は合います。ただし、フジノンレンズの後玉には拭き傷があり、レンズシャッターも不動ゆえ、おまけ品です。ただし、T位置で絞りの可変は可能です。
NC, NRでお願いします。
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